肩関節の疾患で多く見られるのが「腱板損傷」です。
いわゆる五十肩と言われている肩の痛みの原因にもなっています。
腱板は損傷されていてもある程度は腕は上がります。
「腱板損傷」」には明らかに原因がわかるものだけでなく、
長年の肩・腕の使い過ぎが原因となっていることもあります。
このページでは腱板とは何なのか、
また腱板が傷むとどんな症状がでてくるのかということについて御説明したいと思います。
●右の図のように腱板は、上腕骨を肩胛骨・鎖骨側につり下げているものです。
この筋肉が主体となって腕を揚げたり・捻じったりすることができます。
日頃から酷使していますので、摩耗したり、時には部分的に切れてしまったりします。
転んだりして切れてしまうこともあります。
●上腕骨を肩胛骨にくっつけている靱帯にゆとりがあると腕の動きもスムーズです。
そうでないと肩の動きのリズムがギクシャクとしてきます。
●靱帯が緊張した状態では、上腕骨が上に上がった状態になっています。
このまま腕を揚げると肩胛骨と鎖骨で作られたアーチを腱板(主に棘上筋や肩峰下滑液包 右図ではピンク部分)が通りづらく、衝突が起こります。
何度も衝突が起こると腱板・滑液包に炎症が起こってきます。
●肩関節の周りにはスムーズに動くように滑液包という水を含んだ袋があります。
肩関節リズムが乱れ腱板に炎症が及んでくると、この滑液包にまで影響が出てきます。
炎症や滑膜の緊張により痛みが起こり、肩峰アーチを潜り抜けるのが難しくなります。
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