急性腰痛症(ギックリ腰)

急性腰痛症(ギックリ腰)には大きく3種類のタイプがあります。

 

椎間関節性

椎間関節

椎間関節部

 背骨の一つ一つの椎骨は椎間板椎間関節で連結し支えています。腰に常に負担がかかっていると、この椎間関節のところに炎症関節捻挫が起こります。特に重いものを持ったり、クシャミをした際に起こり易いです。

また、この椎間関節部での腰痛を繰り返していると、この関節部が変形を起こし、これといったきっかけがなくても、急性腰痛症と同じ症状を引き起こします。

初めてなったようなケースでは1〜2回の鍼治療で治ることもあります。何度も繰り返しているケースでは治癒するまでに約1週間かかります。

 

 

  • K.Hさん(真ん中の痛み) 床に落ちた物を拾おうとした時に、腰に痛みがピリッと走った。途端に曲げ伸ばしが出来なくなり、動くこともままならない。以前、受傷後すぐ鍼灸治療したほうが良いことを聞いていたので、すぐに来院した。ゆっくりベッドに上がって貰い、横向きで診察する。左右の脊柱のすぐ横(第五腰椎・第四腰椎)に著明な圧痛点押すと強い痛みがある場所)がある。それ以外は特に異常は見られない。その著明な圧痛点に鍼をスーッと刺入し、15分ほど休んで頂いた。鍼を抜いて腰に力を入れて貰うと、先ほどよりかなり痛みが和らいでいるとのことである。ベッドからの起き上がりもスムーズである。入浴・飲酒は控えていただき、翌日来院の予約をする。                    翌日来院すると、もう殆ど痛みはないようである。ベッドで診察すると圧痛はしっかりと残っている。昨日の同じように鍼して15分間休んでいただく。鍼を抜いて治療を終了。あとは様子を見ていただくことにした。

 

 

筋・筋膜性


コメント

腰の筋肉に大きな力が働き、筋肉またはそれを覆う筋膜肉離れのような状態が起こったことが原因となります。例えば、重たい物を持ったとか、クシャミや咳です。このようなケースでは治るまでに5日〜1週間かかります。

また、疲労使い過ぎで、筋肉内に凝りが出来て、上手く伸びたり縮んだり出来なくなることもあります。このケースでは1〜2回鍼治療で治ります。

 

  • Y.Mさん(右側の激痛) ちょっと体勢を変えた時に、右側腰部に痛みが走り、それ以来身動きが取れなくなった。翌日は更に痛みが強く、布団から起きるのも時間がかかるようである。3日目に来院。入り口から受け付けまで来るまでにかなり時間がかかっている。うつ伏せでの治療は無理なので横向きに寝て頂いた。ベッドに横になるのもやっとの状態である。腰を診ると右の第5腰椎・仙骨を中心に圧痛(押した痛み)が強く、少し腫れっぽい。左側にはあまり反応はない。治療は腫れっぽい部分の中でも反応の強い箇所を5つのポイントにをして低周波通電を行った。その後、棘間(棘突起の間)にも反応が著しくでているので、その部位には施灸しておいた。治療後はあまり変化がなかったようだ。Y.Mさんには筋・筋膜性腰痛の可能性と5〜7日間かかることを説明し、翌日来院して頂くようにお願いした。翌日来院されると、昨日とは全然違う動きである。入り口からベッドまでスタスタとスムーズに歩いて入ってきて、ベッドにも直ぐ横になった。前に曲げると少し痛みはあるが、後に反っても痛みはない。訊くと昨夜から痛みが急に和らいだそうである。その後、3回治療を行い、終了となった。

 

 

椎間板性


コメント

椎間板が膨らんで痛みを出します。完全に飛び出しているわけではありませんが、その前の段階です。この状態が進むと、下肢への痛み・痺れが出てきます。腰痛が消えるには約10日間〜2週間と、他の原因より長めの期間が必要です。

坐骨神経痛へ進まないためにも完全なる安静が必要となります。

腰痛の根本治療は、仙腸関節から

急性・慢性とはず、腰痛根本治療は、仙腸関節の調整です。

脊柱の土台となっている骨盤、特に骨盤と脊柱とのつなぎ目になる、仙腸関節は大変重要です。

この部分は、硬い靱帯でくっつき、ほとんど動きがないと言われていますが、実は若干の動きがあります。

この部分の動きが硬いと、身体に加わる衝撃がもろ腰椎に来ます。

本来、仙腸関節を含めた骨盤がクッションの役目をしているのです。

腰痛(脊柱の病気)のある方、この部分が硬くなっています。

当院では、この仙腸関節を柔らかくすることを目的に、治療しています。

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