新型コロナウィルス感染後、回復したあとも倦怠感が続くTさんが鍼灸施術で症状が消えた症例を報告します。
Tさん:36歳 女性 主婦
主訴:倦怠感・食欲不振・不眠ぎみ
1月下旬に新型コロナウィルスに感染し発熱と喉の痛み・咳・倦怠感の症状があった。熱は38度5分が3日間続いた。その後、1週間ほどで大概の症状はなくなったが、倦怠感・食欲不振が残って続いている。また夜もあまり眠られなくなった。内科からは精神安定剤が処方されている。
身体を診ると全身的に筋緊張が見られ、特に頭部には精神的ストレスの反応が見られた。
全身の筋緊張緩和・自律神経調整を目的とした鍼灸施術を行うこととした。
初回の施術ではあまり変化は見られませんでした。2回目の施術翌日は倦怠感が少しなくなりました。食欲も少し出てきました。5回目の施術で倦怠感はなくなり、夜も眠られるようになり、精神安定剤の服用もしなくてよくなりました。
初診時の身体にみられた筋緊張は施術毎に改善していきました。それと同時に愁訴の倦怠感・食欲不振・睡眠障害も回復して行きました。
今回は、身体の緊張感を緩め、自律神経系へ働きかけるように鍼施術を行いました。その結果、Tさんの症状が回復して行ったと考えます。
新型コロナウィルス感染後、このような後遺症に悩んでいる方は多いと聞きます。
新型コロナウィルス感染で症状が出た場合、重症であれ軽症であっても、抑うつ症状を呈すると言う論文報告があります。
新型コロナの約10人に1人が、後遺症として「倦怠感」や「ブレインフォグ」(脳に霧がかかったような状態)を発症します。
中枢神経系における主な原因として
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