膝に水がたまる

中高年で膝が痛いと言う患者さんには、膝を診ると水がたまっていることがあります。

なぜ膝に水が溜まるのでしょうか?

まず、膝関節の基本構造ですが、骨と骨とが関節を作る際、接触する面は軟骨組織で覆われています(骨の先端ですね)。

そしてこの軟骨はコラーゲン組織(プロテオグリカンと言う物質)でできています。また多くのヒアルロン酸も含んでいます。ヒアルロン酸は水分を多く含む性質があります。

また関節は関節包と言う袋状のもので覆われて関節腔という空間を作っています。その関節腔はヒアルロン酸を主成分とした液体によって満たされていて、軟骨を保護し関節がスムーズに動くようにしています。ヒアルロン酸は関節軟骨と同じ成分のもので、関節軟骨から分泌されています。

関節包の内側は滑膜という組織で覆われています。滑膜は神経や血管が豊富に分布しています。

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中高年の関節腔では長年のすり減りによる軟骨組織の粉(軟骨片)が漂い、それが滑膜組織に附着し、そこで免疫反応によって炎症が起こってきます。

滑膜は神経が豊富に分布していますので、炎症が起こると痛みを感じます。また炎症が起こると滑膜の血管壁が開き、液体成分が関節腔に染み出てきて、滑液包が膨れてきます。これが「膝に水がたまる」という現象です。

当院では、鍼灸施術により消炎を図り、また器具を用いた筋膜リリース施術により緊張した膝周囲の筋肉を緩めていきます。

膝に水がたまって困っている方は、是非ともご相談ください。

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