先日、逆児の妊婦さんで正常に戻るのに手間取ったケースがあったので紹介します。
[症例]34歳、女、特に異常なし。
妊娠30週の初産婦。
29週で骨盤位を指摘された。一旦、戻ったようだがすぐにまた骨盤位へと戻った。
足の三陰交穴に施灸7壮と30mm1号鍼にて刺鍼。
自宅で足の三陰交穴へのお灸を指導。
施術直後から胎動が増えだした。
数日後、婦人科でのエコー検査があったが胎児の位置には変化はなかった。
もう1週同じように自宅でのお灸を行う。
翌週の婦人科の検査でも変化はなかった。
足の三陰交穴に足の至陰穴をプラスする。
朝と晩の2回行うように指導。
翌週の婦人科のエコー検査で胎児は正常な位置(頭位)へと改善した。
今回、三陰交穴だけでは戻らず、至陰交穴を途中からプラスした。
また、「鍼灸臨床生情報」には座位で施灸したほうが戻り易いと報告されているので座位を取り入れた。
お灸は物理刺激であるのだが、リズミカルに行うことが重要と考え、途中から右、左、右、左と交互に行った。
(2020.5.10)
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