1月半ばに両側のお尻から下腿に電撃痛が走ると言って来院された女性の方があった。
この女性は年始に重い物を持ってから上のような症状が出てきたそうだ。
腰を伸ばすと痛みが臀部から下腿に走り、常に腰を屈めたような姿勢で歩いている、おばあちゃんのようである。
寝返りも痛むようだ。
整形外科にも受診されたが、レントゲン撮影して「異常ありませんね、じゃこのクスリ飲んでおいてください」と痛み止めが出されて終わった(異状ないから鎮痛剤というのも変だが)。
薬を飲んで様子を見ていたが痛みは変わらず、この激痛に耐えられなくなって友人の勧めで鍼を受けてみようと思って来院されたようだ。
だいたいこのような坐骨神経痛様の痛みは片側だけというのが普通であるが、たまには両側に出る場合もある。
多分、片側の痛みを庇っていて反対側の腰臀部にも筋緊張が出来上がったのではないだろうか?
ケンプ兆候は左側陽性なので、左側の腰部脊髄神経の出口が狭くなっているか、神経の腫れがあるのかもしれない。
しかしこれまでの痛みの出るようになった前後の経過を聞いていると、暫く鍼施術をすれば症状が治まってくるのは推測される。
この患者さんにもそのように伝え施術を開始したが、最初の数日はあまり変化がないようだったが、1週間を過ぎたあたりから目に見えるように痛みが改善してきた。
現在も治療中だが、約9割5分ぐらいまで回復してきている。
患者さんも嘘のような感じで半信半疑のようである。
あと少し治療を継続すれば痛みから解放されることであろう。
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