腰痛はじめとして首肩の凝り・五十肩など慢性的な痛みにはある特徴があります。それは、痛みを出している発信源のところは、凄く粘っこく硬くなった筋肉の繊維が存在すると言うことです。それは筋腹(筋肉の膨らんだところ)ではなく、骨に付着する場所にあります。多分、そう言う場所は筋肉を使う時に一番無理のかかっている所なんでしょうね。また、冷えがあって血流が悪く新陳代謝(老廃物の排出)が落ちている場所でもあるんです。水飴を更に煮詰めて佃煮になった状態を想像してみて下さい。凄く粘着力があってかき混ぜるのに凄く力がかかりますよね。柔軟性はなくなり石かと誤解するぐらい。特に第4腰椎・第5腰椎・仙骨の辺りはそんな感じです。
掃骨鍼法は、そのような佃煮状になった筋を柔軟にする刺鍼法です。
ところで、掃骨鍼法とはいったいどんな治療法なのでしょうか?掃骨鍼法は、小山曲泉先生(こやま きょくせん、1912年〜1994年)が創始した鍼施術法です。少し太めの鍼を使い、老廃物で硬くなった筋肉付着部に錆を落とすが如く鍼をしていく治療法です。
註) 腰椎椎間板ヘルニア・頚椎椎間板ヘルニアにおいても、神経根周囲の筋肉が、このような硬い筋肉組織に変化している場合が多いです。このような状態を放置しておいては神経根の腫れ(炎症)が、改善されるには時間がかかってしまいます。
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