腰椎椎間板ヘルニア画像
椎間板ヘルニアの治療で大事なことは、原因となっている椎間板のレベル(高さ)を探すことです。患者さんの訴える症状を丁寧に聞き取り、痛み・痺れの範囲、知覚鈍麻の場所、SLRテストやスパーリングテスト、腱反射の確認等で、腫れている神経を探し出します。特に、問診は診察の中で一番大切なものです。問診をないがしろにしては、ちゃんとした治療方針は立ちません。問診によりおおよその原因を推察し、それを各検査で確認していくわけです。われわれ鍼灸師はレントゲンやMRI等の機器はありませんが、先に述べた方法でほぼ9割方、原因追及することが出来ます。あとの1割は、専門医に検査等をお願いしています。
右図ではL1−2(第1腰椎と第2腰椎の間)に軽度の椎間板の脱出が見られます。髄核の白い部分はなくなっていることが分かります。椎骨の間も狭いです。L5−S1(第5腰椎と仙骨との間)の椎間板には変性がみられ、間が狭くなっています。
もう一点大事なのは、本当に椎間板ヘルニアが痛みの原因なのかと言うことです。と言うのは、患者さんが訴える部位にある筋の凝り、これはトリガーポイントと一致することも多いのですが、この部分の凝りに鍼灸していくと、痛みが和らいでいくことをよく経験しているからです。この場合、たとえMRI画像で椎間板ヘルニアが認められても、ヘルニアは痛みの原因ではありません。
受付時間 | 午前 8:30~12:00 午後 15:00~19:00 完全予約制 |
---|
定休日 | 木曜午後、日曜(祝日は診療します) |
---|
ご不明点などございましたら、
下記メールまたは公式LINEでお問い合わせください。
対応エリア | 石川県小松市、白山市、能美市、加賀市など |
---|
お電話・LINEでのお問合せ・相談予約
椎間板ヘルニアの、つらい痛み。その正体や、鍼灸治療の効果などについて分かりやすく説明いたします。